【NNNドキュメント】おいてけぼり～9060家族～を見た感想

久しぶりにドキュメンタリーを見ました。
90歳の父親が60歳のひきこもりの子供の親子のドキュメンタリーです。
もうね、題名からブルー入ります・・。



敬子　52歳　　ひきこもり歴35年　４人兄弟の末っ子

専門学校を退学し、工場で務めたが2年ぐらいで首になり
そのままひきこもりに。
今は一日中スマホでゲームをしている毎日・・・。



昭二　91歳　父親

大手メーカーを退職し、今は市営住宅で年金で住んでいる
91歳の割には元気だったが・・



長男　63歳　

数年前にケガで仕事を辞め、それ以降はひきこもりに。
一か月に父親の年金からパチンコ代4万、たばこ代2万。

15年前に認知症の妻を亡くし、それ以降この生活を続けている。
次男は別の場所で暮らしている。おそらく家庭を持っていると思われ。
家事の全ては91歳の父親がしている。

2020年12月

父親が脳腫瘍で亡くなる。

その後、次男が色々手続し、長男と敬子は生活保護を申請する。
敬子は1人暮らしを始める。
歯を治療し、美容院で髪を切る

父親が亡くなり、葬式のシーンがあったんだけど
長男は一切部屋から出てこなかった。
この長男はかなりヤバイ感じがしましたね。

おそらくですよ、
敬子はひきこもりどうこうより、発達障害ではないんでしょうかね。
まぁー昔は発達障害なんて障害は無いに等しい世の中だったから無理ないけど
そういう診断がでれば、もっと変わったんじゃないかな。
次男ははっきりいって長男・敬子とは関わりたくなかったんでしょうね・・。
しかし、父親が亡くなり、どうしようもなく自分が動くしかなくなったんだよね。
しかし良かったよ次男がしっかりしてて。
長男はその市営住宅に生活保護を貰いながら生活を続けるんだけど

だれもが思ったんじゃない？

「こいつ絶対パチンコいくだろ」って

最後のシーンで長男が撮影スタッフに
「もう帰って！」って言うシーンが狂気じみて怖かった。
やっぱり甘やかして育ったのも大きいと思うんだけどどーなんでしょ。